先ずは悲しいお知らせから
10/13で徳多和良は閉店になりました。

前回書いた通りでして閉店は10月中旬までと決まっていたのですが、私的にはもう1週先かなと思っていました。

最後の方はいつも以上の行列だったということで、それもまた徳多和良の魅力にひかれたお客様が多かったということです。

個人のお店でこれだけ繁盛し、かつ割烹くずしというだけあって普通ならこの値段じゃありえない、とう料理の数々。
ブログの記録では初めてアップしたのが2006年。以来17年間、本当にお世話になりました。
お店は今年で20周年なので、それを考えるとほんとに長い間通っていたお店になります。

コロナ渦などいろいろなことがあったわけですが、お店の大将はじめ家族の方にはいつ行っても温かく迎え入れていただいたこと、感謝の一言でしかないです。
今後別の形態でお店を続けるとのことですが、そのときは引き続き行きたいと思ってます。
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ということで、最後の訪問は9月末でした。
前回行ったときに「今月(=9月)もう一回行けたら」といったのでそれをかなえた形になります。2回転目だったのですでに売り切れのメニューが結構ありましたが、それでもそのときるメニューから選ぶのも楽しみでした。

本菊泉(385円)
ここ最近は日本酒か焼酎というパターンだったので、今回は日本酒。刺身系を中心に徳多和良のアテは日本酒が一番合っているんだ貫と改めて感じました。
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かます昆布〆(550円)
刺身系はいつ行っても、同じような部位ではなく複数の部位で提供されます。それぞれの部位で脂のノリとか味わいも違いがあるわけですが、それが大将の魅力だなと、いつ行ってもほれぼれしてました。
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きす天ぷら(440円)
天ぷらと焼き物は基本娘さん担当。その腕前は大将の血を引いているだけあって確かなものです。
揚げるタイミングもいいんですが、わさび塩がメインというのも素材を生かしていると、いつも感じてました。江戸の天ぷらではおなじみのキスも、塩をつけて食べるとキス本来の味わいを感じます。
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さば刺(660円)
関サバを知って以来思うこととして、鯖の刺身はやっぱこの色合いが一番いいなあということ。
脂のノリもそうなんですが、鯖本来の姿を感じることができます。サバの刺身はなかなか巡り合えないんですよね。
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根室産 さんま塩焼(880円)
今となっては秋刀魚も価格が上がりすぎて高級魚のような価格になってしまっていますが、それでも秋は秋刀魚の塩焼きが外せません。
ただ焼くだけではなく、切れ目を入れたり両面の焼き加減など含めて申し分がないのが徳多和良の焼魚。サンマ、しっかり味わいました!
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一本義(605円)
限定酒はいつ行っても違うものがありました。選定のルールってあるのだろうか、って、一度聞けばよかったなあ。
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気仙沼 かつを刺(550円)
いま振り返ると徳多和良最後の一品になりました。
大将ならではの気遣いを改めて感じます。いろいろな部位を入れることで魚の魅力が伝わるってことを。
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この日のメニューです。毎日違う手書きのメニューも徳多和良名物でした。
改めて思う。徳多和良ロスだよなあ・・・って・・・
間違いなく立ち飲みの最高峰といえるお店でしたからね・・・
9/29メニュー
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割烹くずし 徳多和良 住所:東京都足立区千住2-12
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[食べログ.com]

徳多和良立ち飲み / 北千住駅千住大橋駅牛田駅

夜総合点★★★★★ 5.0