白焼(4300円)
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江戸前鰻の最高峰といえる尾花。天然鰻であることはもちろん、さばき方、蒸し方、焼き方とどれ1つ欠けても成り立たない尾花です。
土用の丑の日直近でないとはいえ、夏は行列覚悟。昼の部ですと開店時間直前に行ってもアウトです。
そのため、開店してもよほど早く並ばないと先ず最初のロットで入るのは無理。
鰻にありつけるには忍耐が必要なわけです。

ようやく鰻本体にたどり着いたのは、並んでから2時間30分後。
けれど、白焼きを一口食べると、並んだ甲斐があるというものです。
さばき方、蒸し方、焼き方のバランスがよいので、とろけるような食感の鰻の味わいがストレートに伝わります。
白焼きですとタレでごまかせない分それらが見事にわかるわけですが、久しぶりの尾花の白焼は最高ですね。

うな重(5300円)+きも吸(400円)
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白焼に続いて登場したのが鰻重。これも当然ながらさばき方、蒸し方、焼き方が命なわけですが、白焼き同様とろけそうな食感がよく、鰻重としては最高峰と言えるぐらいの味わいに。
ごはんとタレとの組み合わせもよく、鰻重としての一体の味わいは最高です。

鰻の魅力をたっぷり感じました。

鰻にたどりつくには、店内に入れても時間がかかるわけですが、下記のとおり鰻を使った一品もまた絶品です。

うざく(1900円)
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蒲焼同様鰻の食感を最初に感じるにふさわしい一品。酢の〆具合もよく、尾花のうざく!って感じがします。

う巻(2400円)
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丁寧に焼き上げたう巻。卵好きなら外せない一品。卵に甘みをつけていない分、鰻と卵のバランスとれた食感が至福を感じさせます。

焼鳥(1200円)
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ない時が多い尾花の焼鳥。柔らかみがあり、かつたれは鰻のタレでしょうか。食感と味わいいずれも素晴らしいです。定評があるから品切れが多いのも納得。

冷酒(1000円)
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桜正宗の冷酒。これらのアテにピッタシのお酒です。

親孝行を兼ねて久しぶりの尾花ですが、ここで食べられるのはほんと至福ですね。

うなぎ 尾花 住所:東京都荒川区南千住5-33-1
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[食べログ.com]


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