天六界隈はいろいろ歩き回ると、魅力的なお店がいっぱいあります。
東京ではこのような商店街ですと焼鳥・焼きとんとか、コロッケのお店がよく出てきますが、天六界隈は本当にいいお店がいっぱい。

こちらのお店は天六界隈に2店舗あり、名古屋・柳橋市場の「天ぷらとワイン 小島」で修業後独立。
近くの天満市場で仕入れる旬の食材を使った天ぷら主体のメニューが人気です。
天ぷら屋さんでも衣のつけ方や揚げ方でいろいろなスタイルがありますが、天ぷらをアテに飲むというお店はなかなか見つかりません。

梅くらげ(390円)
天ぷらが出てくるまでのアテはこちら。くらげのコリコリ感を生かしており、梅で和えることで味もつきアテにしやすくなります。
さっぱり感ある味付けで、天ぷらが出た後でもアクセントとして有効ですね。
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海老(3尾)(290円)
よく見かける海老の天ぷらは衣たっぷりでエビの存在が小さい天ぷらですが、こちらの海老の天ぷらは衣控えめで海老本来の食感と味わいを生かした天ぷら。
海老の大きさもただ単に大きいとかではなく、海老本来の魅力を引き出しています。大人の海老の天ぷらですね。
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いくらカナッペ(1個)(190円)
いくら好きならこれは食べなきゃダメというくらいの名物メニュー。
衣控えめで海苔の食感を生かしてあげた天ぷらは単体でも海苔の天ぷらで魅力的ではありますが、そこにいくらを載せさらにわさびを添えることでいくら軍艦のような雰囲気も出しています。
ただ単にいくらを載せただけですといくらの存在感がないとか、量が少ないと見掛け倒しになりかねませんが、海苔の上にたっぷりのっていて、かついくらの粒も大き目でプチプチ感があると、いくらの存在感が増してきます。いくらの存在感と味わいを存分に引き出したカナッペ。
これ普通だと1つ500円で済まないんでしょうね。価格面でも魅力的です。
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こちらはあおさ塩とカレー塩。醤油やソース、天つゆではなく塩で味わうのが主流。
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紅しょうが(3枚)(290円)
焼きそばなどでおなじみの紅ショウガは、天ぷらにしても色の面ではしっかり紅ショウガ色をしています。紅ショウガならではの味と食感そのままに天ぷらへ。脇役扱いされがちな紅ショウガもこちらではメインの1つになっています。
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いちぢくゴルゴンゾーラ(1個)(290円)
イタリアのチーズにいちじくという、一見合わなさそうな組み合わせです。
ハーフサイズのいちじくの食感と味わいを生かして、チーズとマッチさせた天ぷら。一体感とともに味わいの方もなかなか魅力的で、和のイメージが強い天ぷらのイメージを変えています。
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ガルガネガ(2900円)
天ぷらにワインという一見ミスマッチな組み合わせですが、白ワインはよくあいます。
こちらはイタリアのワイン。
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一見ミスマッチの様に思える組み合わせの相性、さらに素材を生かした天ぷらと、天ぷらの魅力を生かしまくったメニューの充実感が素晴らしい。店内のメニューはこれでもかというぐらいありますが、腕前と揚げ方と油のマッチングがあるから外れがないんでしょう。

天ぷらとワイン大塩(天五横丁店) 住所:大阪府大阪市北区天神橋5-6-23
お店のHP
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[食べログ.com]


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