かつて東海道は山城国と近江国の国境に逢坂の関所がありました。
今は関所を車や電車が難なく超えていますが、東海道と並行して走る京阪京津線大谷駅のすぐ近くにあるお店がこちらです。逢坂の関所跡も近いです。

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お店は庭園のある本店とレストランの2種類がありますが、雰囲気とともに鰻を美味しく食するなら本店で食事ですよね。
ということで、庭園を眺められるお部屋へ。
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先ずはお店の歴史や昔の建物などが書かれたものが置かれます。
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そして食前茶でもある桜茶が出てきます。桜の花とともに透明な色合い、そして独特の味わいを楽しみまして・・・
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箸と箸置き。箸置きはうなぎをかたどったもの。
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こちらのオーダーの注文方法は今どきのお店ぽくタブレット端末を使用。そこだけは居酒屋ぽく感じますが、注文の都度お店の方をコールしなくていいし、特にお重はきめ細かいオーダーもできるので、個室の静けさを守る意味ではいい取り組みかもしれません。

うざく(1000円)
焼き上げた鰻のサイズは厚みもあり大き目であることが一目でわかります。あっさりした味わいになるうざくは鰻の食感と香ばしさたっぷり。
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うまき(850円)
うまきの中の鰻はたれで味をつけていないようで、あっさりした味わい。卵を何層にも重ねて焼き上げただし巻き玉子の色合いは見事な黄色でして、庭園を眺めながらだと上品な味わいですね。
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極上きんし重(4200円)
メインのきんし重。だし巻き玉子焼をそのままぶつ切り状態で載せている大胆な鰻重です。たれもかかっていて、より一層鰻屋さんのだし巻き玉子という感じが強調されます。
そして鰻のかば焼き。関西風できっちり焼き上げられている鰻は鰻本来の味わいが出ています。
山椒の方も新鮮な状態をすりおろしているので色合いがよく、全体で見てもインスタ映えという言葉がピッタシ。重の中にかねよの魅力が全部ぎっしり詰まっている感じです。
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瓶ビール(大)(670円)
アルコールはというと・・・
先ずはビール。
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松屋久兵衛 純米大吟醸(2000円)
でも鰻に合うのはやっぱし日本酒ということで、京都市伏見区にあるキンシ正宗の純米大吟醸を。山田錦35%精米と磨き上げまくっています。庭園の雰囲気に合った上品な日本酒。
酒蔵自体は1781年創業。
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冷酒一合半(720円)
同じくキンシ正宗の生貯蔵酒を。京都と滋賀の県境ということで、日本酒は京都が勝利を収めているようです。やや暑い日は冷えた冷酒がおいしい。
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入り口にある看板に歴史を感じます。
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花とともにイラストや鰻の字がかわいいですね。
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中に入るまでの間、庭園の雰囲気を楽しめます。
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池の鯉。人を見ると口を開けて餌を待ちかねています。ほほえましい!
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庭園の雰囲気や逢坂の関所とともに味わう鰻。落ち着いた雰囲気で鰻を食する幸せを感じます。


日本一のうなぎ 逢坂山 かねよ(本店) 住所:滋賀県大津市大谷町23-15
お店のHP
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