阪急十三駅周辺、それも本当に駅周辺(神戸線側)は気軽に入れる飲み屋さんが非常に多いところですが、駅から少し離れるとお店のラインナップも変わります。
駅から約5分ほどの場所にあるこちらのお店。店内外どこを見てもお寿司屋さんとは思えない感じです。

しかしここではアテも寿司も含めて1つ1つ丁寧に仕事がされているものが味わえます。

写真多いので以下続く
玉子
最初のアテなのですが、これを見たときに「ここ、めっちゃすごいやん」と感じました。
卵焼きの切り方、見せ方1つ1つがよくて、単に玉子焼きを切ってアテです!というものとは別世界に感じました。しかも両端の卵にはたれをつけています。
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淡路産 皮はぎきも和え(1600円)
皮はぎのきも和えはほかでも見たことはありますが、これほど肝がのったきも和えは初めて見ました。
刺身部分と肝部分の量の差はほとんど感じません。これぞほんとのきも和え。刺身部分の厚みと食感だけでなく、肝の味わいと肝刺身の一体感が何とも言えない贅沢。
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焼穴子あて(800円)
両面をきちっと炙って、たれとの相性も良い状態で焼き上げています。
ふわふわの煮穴子もいいですが、焼き穴子も身がしまっておいしい。
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わかめ
良質のわかめはアテとして食べると箸休めにもなるし、いい存在感を出しています。
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天然ひらめ(350円)
写真で見ても身の部分と皮の部分に相当する部分の差異がはっきりしています。
歯ごたえがいいのですが、全体の一体感を堪能できる平目のにぎりはなかなかお目にかかれません。
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海老(250円)
大きさとともに厚みがあります。そしてたれをつけることで味わいの方もとよくなっています。しかも尾の方のたれとも使い分けています。
ここのにぎりの特徴はただ単に握るだけでなく、たれと相性がいいものはたれをつけてることでそれぞれの素材の持ち味を引き出している感じ。
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内げそ(250円)
一見げそとは思えないぐらいです。左奥側はげその雰囲気を出しています。塩と柑橘系を振っていますが、細かい部分での仕事もきっちりされています。
いかの部位自体結構いろいろあるので、後で出てくる部位も含めていかの魅力というものを感じる部分ですね。
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ほほ肉炙り(300円)
まぐろもいろいろな部位があり、ほほ肉は鮪の希少部位の1つです。
刺身的な食べ方よりは肉の様に食べる感じです。なので見た目は肉のように感じます。
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まぐろづけ
すじの入り方を見ると赤身の部分ではないような気がします。とろけるような食感と味わいが特徴です。赤身のづけとは違った鮪の魅力を感じます。
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かわはぎ肝のせ(400円)
先のアテでのきも和えがよかったので、にぎりでも注文。
これで見ても肝の部分の厚みが尋常でないことがわかります。かわはぎの魅力をアテとにぎりの両面で感じたのが一番の収穫かも。
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いか耳(250円)
普通に寿司屋さんに行っても、耳の部分が出てくるとは想像つかないです。それぐらい耳の部分はなかなかお目にかかれません。耳自体結構しっかりしているので切れ目をつけることで食べやすくなっています。こちらもかんきつ塩で味付けしています。
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玉子(200円)
玉子焼きの中にシャリをサンドしています。先のアテとも違った食し方です。
こうすることで玉子焼きの魅力を出しつつ、シャリも楽しむという感じに。
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知多ハイボール(550円)
最初はハイボールで。
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利休梅 静香 純米吟醸(900円)
府内交野市にある大門酒造のお酒です。利休梅シリーズの1つで、すっきりした味わいが特徴。瓶の色が印象に残ります。
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鬼王丸 純米超辛口(900円)
山形県河北町にある和田酒造のお酒です。山形県の出羽の里を使用。旨味もあっておいしいお酒。
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ひれ酒
この時期はひれ酒がおいしい季節です。ひれを炙っていただくアツアツのお酒がとにかく最高。
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お酒、アテ、握りと全体の組み合わせが最高にマッチしました。予約しないと入りにくいのが難点ですが、それ抜きでも1つ1つの仕事がいいお寿司屋さんです。

すし処 うえの 住所:大阪府大阪市淀川区十三本町1-19-8
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